辞めたら終わり
大相撲の春場所で照ノ富士関が優勝し、大関に昇進しました。
照ノ富士関といえば、2017から2019年にかけて、大関から序二段まで落ちてしまいましたが、見事大関復帰を果たしたことになります。
十両以下に番付を下げてから大関に復帰するのは昭和以降では初めてだそうです。
解説者たちも
「相当な地獄を見てきたはずで、普通なら引退を考えるはず」
「あり得ないほどの執念だ」
と語っています。
私も、2017年には間違いなく横綱になると思っていましたし、その矢先のケガによる番付陥落だったので、この復帰劇は感動です。
優勝のインタビューもNHKのアナウンサーから
「一度は引退も考えたそうですが、辞めなくて良かったですね」
という質問はさすがにウルッときました。
負けても終わりでありませんが、辞めたら終わりなんです。
諦めないで続けるには、自分を信じることが出来なければ無理なのです。
そして、自分を信じることが、自信の始まりです。
照ノ富士関は、自分を信じた結果、ファンだけではなく、多くの人たちに勇気と感動をくれました。
営業もファン作りが大切な仕事ですから、自分を信じた行動で結果を出し、そしてさらなる自信をもたらすことで、ファンが増えるのだと思います。
私も辛い事もたくさんありますが、負けたら終わりではなく、辞めたら終わりなのだと思って、これからも精進していく所存です。
自分の成長が、素晴らしいパートナーと出会うのだと信じて、今日も頑張ります。
照ノ富士関、本当におめでとうございます。
そして、早く横綱になって、またたくさんの人に勇気を与えてください。