塾長のブログ

安楽死

 

世間では、先日の嘱託殺人事件を巡って、安楽死についての議論がされています。

 

安楽死における私の考えを軽々しく語ることは出来ませんが、違法な安楽死を正当な尊厳死として捉えるか否かは置いといて、今回の事件の問題は何かということ考えると、二つあると思います。

 

一つは、医師がお金を受け取っていたということ。

もう一つは、その医師が主治医ではないどころか、依頼者と面識もなかったということ。

 

だと私は思います。

 

医師として、誇りある仕事をしたかどうかは問いただしたいものです。

 

 

手塚漫画の代表作でもある「ブラックジャック」という作品に、患者から大金をもらって安楽死を請け負うドクターキリコという医師が出てきます。

 

どんな困難な手術にも立ち向かう天才外科医ブラックジャックと、安楽死を奨めるドクターキリコの登場によって、安楽死についての是非を問うています。

 

安楽死の是非は今も昔も世界中で議論されていることですね。

 

もちろん、どんな理由であろうと、人の命を人間の力によって故意に縮めることは絶対に許されません。

 

しかし、人間の力によって人の寿命を延ばしているのも事実です。

 

ブラックジャックの師である本間丈太郎先生は、死ぬ間際に「人間が生きものの生き死にを自由にしようなんて、おこがましいとは思わんかね」とブラックジャックに言います。

 

 

いつ死ぬかは誰にもコントロールできません。だから、生ある間にどのように生きていくか、ということの大切さを手塚漫画で教えてくれるのです。

 

 

「何かを成し遂げるまで、次の事をチャレンジできない」とか「まだやりきってないから、次のしたい人生を決められない」とか、そのように考えていては、時間はいくらあっても足りません。

 

もちろん、この「成し遂げたいもの」や「やりきりたいもの」が、今本当にしたいことであれば別です。

 

私は充足した人生を送るためには、生きている間、毎日成長し続けることが大事だと思っています。そう思えば、私の人生があと一日だろうが、あと四十年だろうが、時間はたくさんあると思えるのです。

 

そして、そう思えるからこそ、今やりたいことを今やると決断できるのです。

 

時間は待ってくれません。

 

人は何のために生きるのか、なぜ死んでいくのか、

 

自分なりの「人生観」「思想」「死生観」を持って、日々成長し続けていくことを大切にしたいと思っています。

 

そして、未来をイメージしながら、今やるべきことが出来る決断力、今したいことをする勇気、その結果、幸せな人生だと思えるのだと信じています。

 

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