塾長のブログ

同業者との付き合い方

 

私は成功したければ同業者と付き合うべきだと常々話しています。

このことを否定しないまでも、なかなか理解してもらえない人がいるのも事実です。

 

成功哲学は、歴史上の人物をモデルにした物語からたくさん学ぶことが出来ます。

 

NHKの朝の連続テレビ小説「まんぷく」は日清の創業者である故安藤百福氏をモデルにしています。

安藤氏をモデルにした立花萬平は、波瀾万丈な人生を送りながら、まんぷくラーメン(モデルは日清チキンラーメン)を開発し、漸く世に送り出します。しかし、商売が好調になると、粗悪な類似品がたくさん出てきて、まんぷくラーメンの評判も一気に落ちていきました。

立花萬平はまんぷくラーメンを守るために粗悪品業社と戦いますが、商売で独り勝ちするためではなく、世の中のためになるものを作りたいという理念を思い出し、特許の公開を考え、即席ラーメン協会の発足させることを実現させます。

その結果、粗悪品業者を排除し、業界を良くすることに成功したのです。

 

 

実際の安藤百福さんの話しとは少し違う部分もあるようですが、安藤さんが業界を巻き込んだことで、現在私たちが、安心で、安くて、美味しくて、そして非常食にもなるカップラーメンを食することが出来るようになったのではないでしょうか。

 

 

もう一つ。

数年前に放映した朝ドラの「マッサン」でもサントリーの創業者をモデルにした鴨居氏とニッカの創業者をモデルにしたマッサンとで、粗悪品を作るウィスキー業社を排除し、業界を良くすることに成功する場面が出てきます。

鴨居氏はマッサンにこう言います。

「日本人がウィスキーに馴染むまでにまだまだ時間がかかる。日本人の味覚に合わせながら、ウィスキーを広め、お客の舌を育てなあかん。

そのためには2社3社とウィスキー作る会社が出てきて、お互い凌ぎ合ってウィスキー事業を盛り上げていかんとな」

 

 

最後になりますが、1989年に、アメリカのある生命保険会社がリビングニーズ特約という画期的商品を開発しました。医師から余命半年の宣告を受けると生きているうちに保険金が受け取れるというものです。しかも保険料は無料。

日本でも同日本法人が日本での認可を取得しました。

 

まだ日本に進出して3年ほどで、都心部でもその会社を知っている人はほとんどいないくらいの小さな保険会社でした。

 

保険業界を良くしようと志した時の社長は、特許申請を進める幹部たちに、「全ての保険会社に取り扱ってもらって、世の中を良くしよう!」と言ったそうです。

 

 

成功するためには同業者と付き合うべきだと私は思います。

ただし、条件があります。

 

志のある同業者と付き合わなければいけません。

 

自分のしている仕事が世の中のためになっているという自覚があること。

自分の利益だけを考えていないこと。

 

利益だけを追求する人と付き合うと、粗悪な商品やサービスが増えていきます。

 

志のある人たちを増やしていくこと、そして会社が違えどそんな人たちと共に働いていくことが、自身の業界や会社、そして自分のブランディングになるのではないでしょうか。

 

 

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