見込客を惹きつける人の世界観
子供のころに「鉄腕アトム」を読んで、手塚ファンになったという50代、60代のおじさんは少なくないと思います。
かく言う私もその一人。
手塚治虫氏は大阪大学医学部を卒業して、医師免許を持っているにもかかわらず、
医師にならずに漫画家というやりたいことを目指します。
もし、貴方の子どもが医大を出て、医師免許も取ったのに、漫画家になると言い出したらどう思いますか?
凄い覚悟ですよね。
そんな「覚悟」と「決断」という生き方をした人だから、
世界中の人を惹きつけるほど成功したのだと思います。
今日は、そんな手塚治虫氏の名言を拾ってみました。
「君たち、漫画から漫画の勉強をするのをやめなさい。
一流の映画を観ろ、一流の音楽を聞け、一流の芝居を観ろ、一流の本を読め、
そして、それから自分の世界を作れ。」
この言葉は、営業の世界でもいえると思います。
自分の世界観を持っている人は、人を惹きつけます。
だから、私は営業のスキル本だけでなく、小説や映画などから学ぶことの重要性を感じています。
そして、営業は名俳優のような人を惹きつける演技力や、照明さんや音声さん、大道具さん、小道具さんのように、人を惹きつける見せ方の技術も必要ですが、
脚本家や演出家のような人を惹きつけるメッセージ力もなくてはいけません。
成果を出している人の真似は絶対に必要です。
しかし、その真似から自分の世界観を作り出さなければ、
いつまでも「他人の受け入れ」で話すことしかできません。
自分の世界観とは、自分なりの生き方ともいえるかもしれません。
それを私はVISIONだと思っています。
VISIONを持つと、人から何を言われようと、ブレなくなります。
やはり、成功している人と話すと、
「自分の考え」「自分の生き方」を持っていますね。