保険セールスの働き方(ワークライフバランス)
「ワーク・ライフ・バランス」とは、「仕事と生活の調和」を意味しますが、
皆さんはこれをどのように捉えているでしょうか?
内閣府によると、
『生活を充実させるために、仕事を充実させ、かつプライベートにおける時間をきちんと確保する』
というのが概ねの定義なのですが、
私は、ワークライフバランスを、
『仕事を通じて得られた成長を、プライベートで生かせる状態、
かつプライベートで得られた成長を仕事で生かせる状態』
と定義付けています。
仕事を通じて出会った一生の友人っていますよね。
仕事を通じて得られた人生の教訓ってありますよね。
仕事を通じて得られた人間力ってありますよね。
もちろん、プライベートで得られた○○が仕事で生かされることもあります。
学生が「勉強することを仕事」とするならば、
一生のうちで寝ている時間を除けば、大半が「仕事の時間」になっているのではないでしょうか。
であるならば、仕事は「生活の一部」であり、
もっと言うと「人生の一部」だと考えた方が、
仕事も人生も充実すると思うのです。
そして、
生命保険のセールスという仕事はまさに
「ワーク・ライフ・バランス」が実現出来る仕事なのです。
決して会社に行かなくていいことが「ワーク・ライフ・バランス」ではありません。
私は若い時は、寝ずに働いていました。
1年間で大晦日と三が日以外は休まず働いていました。
でも、そんなものはほんの数年の話しです。
長い人生において、ほんの一瞬の出来事です。
そして、その経験が今の人生に生かされていると自負もあります。
寝ずに、休まずに働くときがあっても、
それはそれで長い人生において、
それも意味のあることかもしれません。
私は平日の日中に映画館で映画を観ることは、昔からよくしています。
ちょっと喫茶店に入って集中して本を読んだりすることもよくしていました。
営業の世界にいますから、直接的に生産性がない人や、すぐに結果がでない人とも、お茶をしたりして親睦を深めたり、情報を集めたりする時間も大切な時間です。
郊外に住んでいたときは、通勤で片道1時間掛けていたこともありました。営業の移動時間も入れると、一日3~4時間くらいは電車に乗っている時間なんてほぼ毎日なわけです。
時間内に働くことよりも、与えられた24時間をどう使うかの方がとても大切で、勤務時間という概念はこれから無くしたほうがいいと思うのです。
もちろん、労働基準法が厳しいこのご時世、残業しちゃだめ、時間内で働かなければならないという職種の方も多いかもしれませんが、私たち営業は時間に縛られては、成果は出ないと思います。
時間に振り回されず、
時間を支配できる人が
「優秀なセールス」
なのだと思います。