NHK朝ドラ「舞いあがれ!」から学ぶ自信の付け方
現在放送中のドラマ「舞いあがれ!」
主人公舞ちゃんの幼馴染である貴司くんは、営業成績が全く上がらず、
上司から怒鳴られっぱなしで、自分に自信を無くして会社を辞めて失踪してしまいます。
やっとの思いで見つけた貴司くんがいた場所は、長崎県の五島列島でした。
五島は舞ちゃんのおばあちゃんが住んでいる場所。
舞ちゃんは貴司くんのところに向かい、とりあえずおばあちゃんの家に泊めさせます。
このおばあちゃんがカッコいいのです。
食事中のおばあちゃんたちの会話、、、
おばあちゃん『それで逃げてきたとか。』
貴司くん『はい。』
舞ちゃん『逃げたって、そんな言い方・・・。』
おばあちゃん『逃げてきたとや事実やろうが。 ちゃんと認めた方がよかぞ。』
貴司くん『はい。認めたら楽になりました。本当の自分になりたくて五島に来たのに、今のままでええんやって思えたんです。』
このやり取りだけでは、このドラマを観ていない人にはわかりにくいかもしれませんが、、、
売れている人は、自分を繕おうとしません。
それは、自分のことを知り、自分を認めているからです。
だから、つまらないプライドを持たず、自分の強みと弱みも理解しています。
本当の自分を知ることから逃げていると、今の自分の立ち位置を認めることも困難になります。
今の立ち位置を認めることが困難になるということは、自分自身の成長を自分でコントロールすることや、計画的に前に進むことなども困難になります。
人と比較してはいけないと、ダルマ塾でも伝えていますが、それは、常に人と比較しながら自分のことを自分で評価し、そして自分の認めたくないところだけを隠してしまい、その結果、間違った方向に自分で自分を導いてしまう可能性があるからです。
しかし、今の自分が良いとか悪いとか、そのように評価するわけでなく、今のそのままの自分の立ち位置を知り、認めることで、周りの景色は広く見えてきます。そして心に余裕が出てきます。
そうすれば、「誰かをお手本にする」とか「ライバルがいるから成長する」といった他人の存在が自分にとって単なる比較ではなく、とても重要な存在になるのではないでしょうか。
もちろん、本気で自分の人生を変えたいと思っていればの話です。