『自分との小さな約束』で気づいたこと
2017年に私の叔母が他界しました。
彼女は生涯独身で、会社経営をしていました。
遊びも仕事も目一杯頑張る女性でした。
私を実の子どものように可愛がってくれて、私に仕事に対する姿勢を最初に教えてくれたのは彼女でした。
小さいころから、特別に可愛がってもらっていたので、母からは「おばちゃんが死んだら、悟が葬式をするのよ」といつも冗談で言われていましたが、小さかった私はそれを冗談と受け止めず、次第にそのことに洗脳されていました。
叔母が癌で倒れたときは、私は毎日見舞いに行き、彼女の最期を自宅で看取ったのも私でした。
もちろん、葬式の喪主は私でした。
叔母の葬儀のときには既に母は他界していましたが、言いつけは守れたと思いました。
叔母は、広島県の福山市が実家です。(今は叔父夫婦と従弟夫婦しかいませんが)
広島県上下町というところに墓があり、私は毎年、叔母の命日である11月19日の近くに家族で墓参りに行っています。
上下町とは福山駅から電車で1時間半くらい掛かるのですが、途中1日4本くらいしかない電車に乗り換えます。
かなり大変なので、従弟から車を借りて山道を走って向かいます。
結構大変です。
今年は、11/17(木)~11/20(日)に行ってきました。
墓参りの前夜、従弟夫婦と叔父夫婦と食事をするのですが、義理の叔母から今年こんなことを言われたのです。
「あんたは偉いな~、なんで毎年来よう思うたん?」
私的には、それは『自分で決めた当たり前のこと』だったので、少々答えに戸惑いました。
でも、理由なんて実はとてもシンプルなのです。
それは、プラスはあっても、マイナスはないからです。
プラスなこと
- 死後の世界はわかないけど、もし叔母の魂があるならば、叔母は喜んでくれている
- この歳になると、親戚付き合いも薄くなるが、従弟との関係も深くなった
- 親戚が私の家族を大切にしてくれるようになる
- 福山から足を延ばし旅行も兼ねているので、家族も喜んでくれる
そして今回の新たな気づきは、
- 決めたことをやり続けることで、他者が自分のことを認めてくれるようになる
ということです。
自分で決めた『自分との小さな約束』を守り続ける
これは、間違いなく、自分に対して自信に変わります。
さほど気に留めてなかったですが、義叔母の言葉で気づきになりました。
話しは変わりますが、墓参りのあとは、必ず近隣県に足を延ばして旅行に行きます。
2018年は原爆ドーム、厳島神社、倉敷(現在の妻と前妻との娘と3人でした)
2019年は神戸、姫路(妻のお腹には赤ちゃんがいました)
2020年はコロナで断念
2021年は高松(娘は1歳になっていました)
いつもその地域の塾生さんに会いに行き、一緒に食事や観光をする、
これも楽しみの一つです。
今年は山口県に行き、Mさん親子と深夜0時まで飲みました。
萩や秋芳洞、角島大橋、元乃隅神社にも行ってきました。
フグや瓦そばも食べました。
来年は京都に寄り道して行こうと思います。
人生80歳まで現役宣言。
心身ともに元気に頑張ります!!