人生のネタ作り
ある友人が、「人生、どんなネタを作るかで、その人の魅力を決める」と言っていました。
「結果」と「過程」とどちらのネタに人は興味を持つか?
「結果」と答える人と「過程」と答える人と分かれます。
もちろんどちらも間違いではないと思いますが、人の心を動かすような人生のネタは、「結果を出した人の過程」であり、
「結果を出してない人の過程」の話しに興味を持つ人はあまり多くはいないと思います。
さて、別の友人の話ですが、大手企業をリーマンショックでの影響で退職をしたのですが、
その後は人間関係にも疲れ、ついに40代半ばにして無職になってしまいました。
コンビニでバイトをし、何とか生計を立てますが、ご飯は毎日賞味期限切れで廃棄予定のコンビニ弁当。
誰もが憧れる都心の一等地に住んでいたマンションも売り払い、神奈川県の安いアパートに引っ越しをします。
高級ブランドの腕時計や洋服もお金になるものは全て売り払ったそうです。
この頃の彼は、覇気もなく、これから這い上がるのはもう無理だなと誰もが思いました。
しかし、それから約1年、コツコツ貯めたほんの僅かなお金で彼は個人事業主として成果を挙げ、生活を取り戻します。
その後、その彼を含めた共通の友人と食事をしたのですが、まぁ彼のサクセスストーリーに話しは盛り上がるわけです。
この手の話しはよくある話しなので、彼がどんな努力で成功を収めたかは触れませんが、
ただ、結果を出した人の苦労話しは、「人生のネタ」として関心を持ちますよね。
人生のネタ作りが出来ない人は、言い訳をして「結果を出すための過程」から目を背けてしまう人です。
しかし、人生のネタ作りが出来る人は、チャレンジをして結果を出した人なのではないでしょうか。
チャレンジをして結果を出した人は、魅力のある人で、たくさんの人が付いてきます。
チャレンジとは、人生の岐路に立たされたときに、「選択」と「決断」をすることです。
「人生のネタ作り」が出来る人は、なぜ「選択」と「決断」が出来るのか?
それは自分の人生を他人のためではなく、自分のために選択と決断が出来るからです。
そして、そのことが、最終的に他人を楽しませることを知っているからです。
私も「生涯現役」を宣言しました。
胡坐をかかずに、人生を謳歌していこうと思います。