あり方をセルフイメージする
性格とは辞書で調べると「その人が生まれつき持っている感情や意志などの傾向」と書いてあります。
そして、私は「性格は先天的なもの」と仮設しており、その先天的な性格を変えることは極めて難しいと思っています。
しかし、性格(=生まれつき持っている感情や意志などの傾向)は変えられなくても、その「感情」や「意志」を一時的にコントロールすることは可能です。
それは、思考と言動を変えるということです。
『性格は変えられないが、思考と言動は変えられる』
これは、仕事の成果を上げるために重要な要素であると私は確信をしています。
いわゆる成功ノウハウ本には、成功者の性格ではなく、成功者の思考と言動が書かれています。
それにもかかわらず、性格を変えたいと思う人は少なくありません。
私も若いときは、性格を変えたいと思うことがよくありましたが、結局変えられず…
しかし、性格は変えられないと割り切り、思考と言動を変えようと思い始めたら、ストレスは軽減したのです。
もちろん、思考と言動を変えることも、簡単なことではありませんが、
「あり方」をセルフイメージすることで、意外にも簡単にチャレンジできるものです。
自分にとっての理想の未来を想像すること、自分がどんな人間でありたいか、どんな人生を送っているか…
セルフイメージは出来るだけ具体的かつ、情緒的にすることです。
「あり方」を蔑ろにし、「やり方」を優先する人は、きっと行き詰まるでしょう。
上手くいっている人のほとんどが、自分の「あり方」をきちんと持っています。
その上で、「やり方」が生かされるのです。
「あり方」をセルフイメージし、思考と言動を変える努力をすることで、必ず成果は出ると思います。