他人のため?自分のため?(その②)
先週のブログでは、「他人のため」と「自分のため」と、どちらの気持ちで生きるのか(または働くのか)がテーマでした。
以下は、先週のブログで記述した、あるドラマの台詞です。
・『人の役に立ちたいとかって、結局自分のためなんじゃん?』
・『あなたのおかげで助かりました、というあの言葉は麻薬です。行き着く先は、全部自分の為だ。』
・『私が走るのは100%自分のため。私が100%自分のために頑張ってることがな、巡り巡って、どこかの誰かをちょこっとだけでも元気づけられたら、それはそれで幸せやなあって思うんよ』
さて、私はどう考えているか…
ダルマ塾の基本理念は、
『他人の喜びをもって、自分の喜びを知る』
です。
これは、他人のためではなく、自分のために行動するという意味です。
そして、自分のためとは、「目先の利益」ではなく、「人生における成長」のためなのです。
最初から他人のために行動するのではなく、まずは自分のために行動する。
その結果の未来、他人が喜ばないのなら、自分のとった行動は間違いであって、他人が喜んでくれたら、自分のとった行動は正しいのだという言い聞かせです。
仕事とは、まずは「生計を立てるため」にやらなければなりませんが、自分の人生を充足させるため」にも努力しなければなりません。
この2つのどちらかが欠けたら、仕事していても人生はとてもつまらないものになると思うのです。
自分がきちんと生計を立てられていれば、心にも余裕が出て、他人を思いやることができます。
自分の人生が充足していると、他人に良い影響を与えることができます。
努力をしないで、他人の役に立ちたいは「偽善」だと私は思います。
しかし、「人の役に立てる人間になりたい」と思えば、成長することができ、
成長すれば、より人の役に立てる人間になれます。
人生100年時代。
私は53歳。世間では私なんかまだまだ小僧です。未熟です。
自分や家族の人生を豊かにし、周りにも影響を与えられる人間になるために、苦悩と戦ってたくさんの壁を乗り越えていこうと思います。
より幸せな人生が待っていると信じています。