仕事には必ず波がある
「苦しいときは上り坂で、楽をすれば下り坂」と昔上司に教わったことを、今でも覚えています。
それからは、人生や仕事などで良いことが続いている時は、次は落ちていくものだと思うようにしています。
なぜならば、最近調子がいいと感じているときは「苦しくないとき」、つまり下り坂に入り始めたときだからです。
「良いことが続いているなあ」と思い始めたときは、慢心し始めの可能性があると思うようにし、気を引き締めたり、次の対策を考えたりすることで、仕事に大きな波がくることを避けています。
逆に上手くいってないときは、次は良いことがあると思うようにしています。
私だって弱い人間ですから、落ちているときは不安になります。
そんな時は、仕事や人生には必ず波があり、それは自然のことだから、嘆いていても仕方がない。
今やるべきことをやれば必ず登り坂になると信じ、頑張るのです。
不安で足踏みしたり、嘆いていたりしては、その波は落ちていく一方ですから。
元横綱白鵬が1,000勝という偉業を成し遂げたときに、
「苦しいことをやり続けていたからこそ、美しい相撲がある」と言いました。
「苦しい時ほど上り坂。楽しているときほど下り坂。」
楽をせずに頑張って結果を出し続けた人だけが味わえる、ワクワクした働き方や生き方があります。
いくつになっても、一生懸命に頑張り続け、自分なりの理想の人生に近づき続けていきたいものです。