一隅を照らす、これ則ち国宝なり

 

自分が今この仕事を辞めても、その業界は何も問題なく存続すると思います。

しかし、業界のすべての人がその仕事を辞めてしまったら、社会が成り立たないと思う気持ちはとても大事だと思うのです。

 

一人ひとりの力は小さくても、その集合体が社会に貢献していると思うことが、自分の仕事に対する自信となり、信念となり、成果となるのだと思います。

 

日本天台宗の開祖者である最澄の言葉で、

「一隅を照らす、これ則ち国宝なり」という言葉があります。

これは、「国にとって何物にも代えがたい宝とは、財宝や金銭ではなく、家庭や職場など、自分のそれぞれの立場で精いっぱい努力し、光り輝く人である。」という意味です。

とても好きな言葉です。

 

 

何かに秀でていることも素晴らしいのですが、

今の自分が出来ることで社会に貢献するという考え、

誰かと比較して生きていくことよりも、自分は何が出来るかという考え、

そして、一人ひとりの小さな能力の集合体が社会を支えているという考えの方が、

よっぽど自分らしく生きれると思います。

 

誰かのために「何かをしてあげる」ではなく、些細なことでも、自分は「何ができるか」の発想が、自分自身の存在意義を見つけられる近道であり、幸せを感じられる近道なのではないでしょうか。

 

 

 

さて、ダルマ塾の基本理念は、

『他人の喜びをもって、自分の喜びを知る』です。

 

これは、人のために働く(生きる)のではなく、自分の人生(成長)のために働く(生きる)こと。その結果、未来誰かが喜んでくれたら、その選択は間違ってなかったと思え、自分の喜びにかわる。

という意味です。

 

 

人生や仕事の選択に迫られて、相談に来られる方が私の所にたくさんいます。

どんな些細な選択でも

「それは、自分の成長のためか?、自分のメリット(損得)のためか?」

と考えれば、答えは自ずとわかると思います。

 

 

 

私自身も弱い人間です。

『一隅を照らす』という生き方を目指してこれからも精進していきたいと思います。

 

 

※『あなたが、あなたの置かれている場所や立場で、ベストを尽くして下さい。あなたが光れば、あなたの隣も光ります。町や社会も光ります。小さな光が集まって、日本を、世界を、やがて地球を照らします』

≪天台宗公式ホームページより抜粋≫

 

 

 

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