選ばれる営業が学んでいるもの

 

顧客から選ばれるために必要な要素は何か?

 

それは知識や技術も要素の一つであることは間違いありません。

しかし、知識や技術があるだけで顧客はその営業を選ぶでしょうか。

 

答えはノーです。

 

誰から契約するかは、その営業の「人柄」だと思う人は少なくはありません。

 

では、「人柄」とは何でしょうか。

 

それは、「誠実さ」であったり、「気配り」「心配り」であったり、他にもいろいろな要素はあると思いますが、それらはその営業の倫理観や道徳観などといった価値観からくるものなのかもしれません。

 

もちろん人には相性もあるでしょうし、価値観は人によっても違うかもしれませんから、倫理観や道徳観を磨いても必ずしも全ての人に選ばれるということはあり得ません。

 

しかし、確実に数字を上げるということは、営業の責務です。

 

より多くの顧客から選ばれる為には一般的な倫理観や道徳観を磨くことが大事であり、選ばれるべき人に選んでもらう為には、自分なりの価値観を磨くことが、大事なのだと思います。

 

さて、いったい何を学ぶべきなのか、

成果を出す人とそうでない人の違いを、明治初期に発行された「学問のすすめ」で教えてくれます。

 

「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」は、有名な「学問のすすめ」の出だしのフレーズですが、このフレーズのその先を知っている人はそう多くはないでしょう。

実はこの先には、「人間は生まれながらに平等だというが、実際には成功者とそうでない人と雲泥の差があり、その違いは学問の違いだと書かれています。

そして、ここでいう学問とは、「生きるために必要な実用的な学問」を学べと書かれていて、仕事に必要な知識と技術はもちろん、作法、日本や世界の地理や歴史、経済、そして最後は修身学(倫理観や道徳観)と書かれています。

 

つまり、仕事のために必要な知識と技術を学ぶことと、自分なりの思想や哲学を持つべく学びを両輪でしなければならないのだと思います。

 

思想や哲学などは決して難しい話しではありません。

自分なりの生き方や考え方を持つということであり、「生きるために必要な実用的な学問」を学べと言っているのだと思います。

 

出来るだけ万人に好かれ、かつ自分を選んで欲しいと思う人たちを顧客に出来る営業はこんな傍から見えない努力をしているのかもしれません。

 

 

(参考)私が知る限り、学問のすすめを一番わかりやすく現代語版に訳してあると思う本です。以下ご紹介いたします。

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