同業者と仲良くする

何十年も前のことですが、新宿に大型カメラ店(今でいう大型電気ショップ)が立ち並んだときはこのビジネスモデルに多くの人が驚いたものです。また、1990年代に横浜でラーメン博物館ができたときも同じような衝撃を受けましたが、今では同業種をあえて近くに置き集客を図ることは珍しいことではありません。

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『成功したければ、同業者と付き合うこと』と、ダルマ塾では教えています。

異業種と何か行動を共にするのも決して悪くはありませんが、同業者と何か共に行動することは、見込み客に自分の存在や、考え、売り込みたいことなどが、早く伝わるかもしれません。

 

しかし、いざ自分がとなると、腰が引けてしまうというか、ケチな自分が顔を出してしまう経験のある人は少なくないと思います。

見込み客を取られたくない、ノウハウを盗まれたくない、などなど。

 

 

私はビジネスなんてものは、所詮は相性だと思うのです。同じ空間に同業者がいようがいなかろうが、自分と相性が合う人間は変わらないと思うのです。

 

そして、同業がそばにいてくれた方が自分の存在も目立ちます。

大型カメラ店や、各地のラーメン村のように、一店だけだと素通りしてきた人たちが、立ち止まってくれるかもしれません。

ラーメン博物館

 

数年前にNHK朝ドラ「マッサン」が放映されていました。

ニッカウヰスキーの創業者である、故竹鶴政孝氏がモデルとなった物語です。

 

主人公のマッサンは、日本初の本格ウィスキーの製造販売を夢見て鴨居商店(現サントリーの寿屋がモデル)で働くことになります。

 

マッサンの努力の甲斐もあり、本格ウィスキーの製造には成功するも、当時の日本人にはピートの匂いが慣れず、なかなか思うように売れません。

鴨居商店は銀行や投資家たちに、ウィスキー事業を撤退し、順調なビール事業とワイン事業に集中しなければ、融資をストップすると言われ、経営危機に追い込まれます。

 

 

そんな中、鴨居商店の方針と合わないマッサンは自分の夢と生き方を貫くために、独立して北海道の余市に自分の工場を作るために鴨居商店を退職します。

 

今、マッサンに辞められては本当に困ってしまう鴨居商店の主は(つまり、サントリーの創業者の鳥井氏ですよね)、マッサンに独立資金の援助として、10万円(現在の5000万円に相当)を退職金として渡します。

ニッカ

そして、 驚くマッサンに鴨居氏はこう言います。

「日本人がウィスキーに馴染むまでにまだまだ時間が掛かる。日本人の味覚に合わせながら、ウィスキーを広め、お客の舌を育てなあかん。そのためには2社3社とウィスキーを作る会社が出てきて、お互いに凌ぎ合ってウィスキー事業を盛り上げていかんとな」

 

 

このとき、私は生命保険事業と照らし合わせて考えてみました。

生命保険は日本人に馴染んでいるのだろうか。

日本における生命保険事業は130年以上の歴史があると言われています。

日本の募集人登録者数も約130万人、生命保険の世帯加入率も90%超。

生命保険に馴染んでいないはずはありません。

もしかしたら、生命保険の営業に馴染んでいないのかもしれません。

 

まだまだ、職業的地位が低いと、この仕事に携わった人は感じることもあるでしょう。

 

本物のサービスを、本気の人が扱う。

どんな業界も、そんな人がその仕事の重要性を広めていき、社会が良くなり、その人の人生も豊かになるのだと思います。

 

そして、その本気の人たちと切磋琢磨していく。

 

ダルマ塾の塾生さんたちは、「会社」「年齢」「経験値」「能力」など全くバラバラです。

つまり、文化などが違う同業他社が集まり、お互いにそれぞれの情報をオープンにし、仕事に関する助け合いも行われるともあります。

全く文化もタイプも違う、でもダルマ塾の思いは同じ。だからみんなが切磋琢磨できるのだと思います。

友人

仕事のスタイルは人さまざまだと思いますが、『成功したければ、同業者と付き合うこと』

 

私はこのような考え方で仕事も人生も全うしたいと思っています。

そして素直にそう思うと、まだまだ自分の無知さ、未熟さを痛感します。

だから頑張れるのです。

 

今週も頑張ります。

 

 

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