人間関係とストレス

人生において、ストレスの大半が人間関係であることに、異を唱える人はそう多くはないでしょう。

 

生き方も考え方も、価値観は人それぞれですから、当然、人間関係にストレスがかかるのは当然のことだと思います。

 

ストレスをどうコントロールするかで、ビジネスを左右することは言うまでもありません。我慢するべきか、はっきりと言うべきか、それとも保身のために嘘をつくべきか。

 

 

さて、何を思ったのか、今更ながら初めて山崎豊子の「白い巨塔」を読んています。

 

舞台は国立大学附属病院。
手術後に亡くなった患者の遺族が、手術を担当した教授を誤診の疑いで告訴します。
まさに、真実は何なのか?何が正義なのか?
そんな裁判の中で、鑑定人として呼ばれた別の国立大学の権威ある医師が意見陳述するワンシーン。

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『医師が自分の方法を信奉し、しかも学会の大部分から承認されている医学理論に基づいて診断し、処置を行った限り、その治療の結果の良否をもって、医師の過失の有無を判断すべきではないと思う、財前教授の場合も自分の信じる方法と理論に基づいて診断し、処置したのであるならば、たまたま起こった不幸な結果をもって即、誤診だとすることは医学的には妥当ではありません。
(中略)
しかし、私はすべての点で財前教授に落度がなかったとは考えない、私の観察するところ、むしろ問題は、医学的過失そのものより、患者と医師との人間関係、医師の倫理観の欠如のようなものが介在して、問題を大きくした事件のように推測される』
「白い巨塔 3巻 新潮文庫 山崎豊子著」

 

この台詞に、じっと考えてしまいました。
落ち度のない人間関係。
ストレスのない人間関係。
もちろん、理想です。

 

人間関係においてストレスのない人生を送ることはそう容易いことではありません。

 

だからこそ、自分の取った行動と、目の前に起きている事象、この2つだけを信じるしかないのです。

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今日も自分を信じて、邁進します。

 

 

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